コンクリート表面のピンホールや
ボイドを低減します。

型枠に貼ったプロコンシートが型枠近傍の気泡やコンクリートの余剰水を吸収して凹凸のない滑らかなコンクリート表面となります。
プロコンシートの機能イメージは図の通りです。

コンクリートの表層を密実にし
諸物性を改善します。

プロコンシートがコンクリートの余剰水を吸収し、コンクリート表層の水セメント比を配合当初よりも低くでき、硬いコンクリート組織となります。そのため、吸水率が低減でき摩耗性、透気性、中性化、塩分浸透性、凍結融解性能を飛躍的に向上させる事が出来ます。
概要は以下の通りです。

①圧縮強度；配合は同一であり、同等である。（圧縮強度；40.0↔41.1kg/㎟）
②吸 水 率；50％低減できる。（吸水率；1.0％→0.5％）
③耐摩耗性；56％向上できる。（重量減少；2.5ｇ→1.1ｇ）
④透 気 性；48％向上できる。（透気係数；0.128→0.066）
⑤中 性 化 ；30％低減できる。（中性化深さ；8.6㎜→6.0㎜）
⑥凍結融解；表面のスケーリングが全くない。（耐久性指数；44％→96％）
⑦塩分浸透；鋼材腐食発生限界濃度に達する期間は、1.7倍と長くなる。

プロコンシートには
品揃えがあります。

タイル下地用としてシートに少し凹凸を加工しており、コンクリート脱型後にコンクリート表層面に凹凸を転写する事ができ、タイル貼りやコンクリートの打ち継ぎに効果を発揮します。また、シートに本実模様を加工した本実シートはコンクリートに杉模様が転写でき、意匠性が向上します。

塩分浸透性試験

コンクリート構造物を
1.7倍長寿命化へ​

材齢6ヶ月浸漬後の塩化物イオンの浸透深さはシート無しで37mm、シート有りでは28mmという結果でした。​見掛けの拡散係数（それぞれ2.99、2.05）から算出される鉄筋腐食発生限界濃度に達する期間ではシート無し1.30Y、シート有りで2.23Yと1.7倍となり、コンクリート構造物の長寿命化に貢献することが立証されました。

プロコンシートについて詳しく紹介した資料です。

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